Cline セットアップ完全版(macOS):Homebrew・VSCode 拡張・権限設定

macOS で Cline を使い始めるとき、「どこから手をつければいいのか」「権限エラーが出て動かない」といった悩みに直面することがあります。本記事では、Homebrew を使った環境構築から VSCode 拡張機能のインストール、macOS 特有の権限設定まで、初心者の方でも迷わず進められるよう段階的に解説します。この記事を読めば、Cline を使った AI 駆動の開発環境を確実に構築できるでしょう。
事前準備
システム要件の確認
Cline を macOS で快適に利用するには、以下のシステム要件を満たしている必要があります。
# | 項目 | 要件 |
---|---|---|
1 | OS バージョン | macOS 10.15 (Catalina) 以降 |
2 | ストレージ | 最低 5GB の空き容量 |
3 | メモリ | 8GB 以上推奨 |
4 | インターネット接続 | 必須(API 通信のため) |
まずは現在の macOS バージョンを確認しましょう。画面左上のアップルメニューから「この Mac について」を選択すると、バージョン情報が表示されます。
bash# ターミナルでも確認できます
sw_vers
このコマンドを実行すると、ProductName、ProductVersion、BuildVersion が表示されます。ProductVersion が 10.15 以上であれば問題ありません。
必要なツールの概要
Cline のセットアップには、以下のツールが必要です。
以下の図は、セットアップに必要な各コンポーネントの関係性を示しています。
mermaidflowchart TB
mac["macOS システム"]
brew["Homebrew<br/>パッケージマネージャー"]
vscode["VSCode<br/>エディタ"]
cline["Cline 拡張機能"]
api["AI API<br/>(Anthropic Claude など)"]
mac -->|インストール| brew
brew -->|管理・導入| vscode
vscode -->|拡張機能として追加| cline
cline -->|API 通信| api
各コンポーネントの役割は次のとおりです。
# | ツール名 | 役割 | 必須度 |
---|---|---|---|
1 | Homebrew | macOS 用パッケージマネージャー | 必須 |
2 | VSCode | コードエディタ本体 | 必須 |
3 | Cline 拡張機能 | AI コーディングアシスタント | 必須 |
4 | AI API キー | Claude などの AI モデルへのアクセス | 必須 |
Homebrew を使うことで、VSCode のインストールやバージョン管理が簡単になります。次のセクションから、実際のインストール手順を見ていきましょう。
Homebrew のインストールと設定
Homebrew とは
Homebrew は macOS 向けのパッケージマネージャーで、コマンドライン一つでさまざまなソフトウェアをインストール・管理できるツールです。「Mac の App Store のコマンドライン版」と考えるとわかりやすいでしょう。
Homebrew を使うメリットは以下のとおりです。
# | メリット | 説明 |
---|---|---|
1 | 簡単なインストール | コマンド一つでソフトウェアを導入可能 |
2 | バージョン管理 | アップデートや削除も簡単 |
3 | 依存関係の自動解決 | 必要なライブラリを自動でインストール |
4 | 開発者コミュニティ | 豊富なパッケージと情報 |
Homebrew のインストール手順
Homebrew のインストールは、公式サイトのスクリプトを実行するだけで完了します。
まず、ターミナルを開きます。Finder から「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」の順に選択してください。
bash# Homebrew インストールコマンド
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
このコマンドは、公式の Homebrew インストールスクリプトをダウンロードして実行します。インストール中にパスワードの入力を求められたら、Mac のログインパスワードを入力してください。
インストールが完了すると、以下のようなメッセージが表示される場合があります。
bash# Apple Silicon Mac (M1/M2/M3) の場合
echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> ~/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
このコマンドは、Homebrew のパスを環境変数に追加するものです。Apple Silicon Mac では /opt/homebrew
に、Intel Mac では /usr/local
にインストールされます。
bash# Intel Mac の場合
echo 'eval "$(/usr/local/bin/brew shellenv)"' >> ~/.bash_profile
eval "$(/usr/local/bin/brew shellenv)"
表示されたコマンドをそのままコピーして実行しましょう。これにより、次回以降ターミナルを開いたときに自動的に Homebrew が使えるようになります。
インストール確認とトラブルシューティング
Homebrew が正しくインストールされたか確認します。
bash# Homebrew のバージョン確認
brew --version
バージョン番号(例:Homebrew 4.2.0)が表示されれば、インストール成功です。
bash# Homebrew の健全性チェック
brew doctor
brew doctor
コマンドは、Homebrew の設定に問題がないかチェックします。「Your system is ready to brew.」と表示されれば完璧です。
よくあるエラーとその対処法を以下にまとめます。
# | エラー内容 | 原因 | 解決方法 |
---|---|---|---|
1 | command not found: brew | PATH が通っていない | shellenv コマンドを実行、またはターミナルを再起動 |
2 | Permission denied | 管理者権限がない | sudo をつけずに実行(Homebrew は sudo 不要) |
3 | Xcode Command Line Tools not installed | 開発ツール未インストール | xcode-select --install を実行 |
特に Xcode Command Line Tools のインストールエラーは頻出します。以下のコマンドで手動インストールできます。
bash# Xcode Command Line Tools のインストール
xcode-select --install
ダイアログが表示されたら「インストール」をクリックし、完了後に再度 Homebrew のインストールを試してください。
VSCode のセットアップ
VSCode のインストール(Homebrew 経由)
Homebrew を使えば、VSCode も簡単にインストールできます。
bash# VSCode のインストール
brew install --cask visual-studio-code
--cask
オプションは、GUI アプリケーションをインストールする際に使用します。インストールには数分かかる場合があります。
インストールが完了すると、アプリケーションフォルダに VSCode が追加されます。Spotlight 検索(Command + Space)で「Visual Studio Code」と入力すれば起動できます。
bash# コマンドラインから VSCode を起動
code .
code
コマンドでカレントディレクトリを VSCode で開けるようにするには、VSCode を起動後、以下の手順を実行します。
- VSCode を起動
- Command + Shift + P でコマンドパレットを開く
- 「Shell Command: Install 'code' command in PATH」を選択
これで、ターミナルから code
コマンドが使えるようになります。
VSCode の基本設定
VSCode を初めて起動すると、Welcome 画面が表示されます。ここでは Cline を快適に使うための基本設定を行いましょう。
json{
"editor.fontSize": 14,
"editor.tabSize": 2,
"editor.formatOnSave": true,
"files.autoSave": "afterDelay",
"files.autoSaveDelay": 1000
}
設定ファイル(settings.json)を編集するには、以下の手順で進めます。
- Command + , で設定画面を開く
- 右上の「{}」アイコンをクリックして JSON 形式で編集
- 上記の設定をコピー&ペースト
各設定項目の意味は以下のとおりです。
# | 設定項目 | 説明 | 推奨値 |
---|---|---|---|
1 | editor.fontSize | エディタのフォントサイズ | 14 |
2 | editor.tabSize | タブのスペース数 | 2 |
3 | editor.formatOnSave | 保存時に自動フォーマット | true |
4 | files.autoSave | 自動保存の有効化 | afterDelay |
5 | files.autoSaveDelay | 自動保存までの遅延時間(ミリ秒) | 1000 |
これらの設定により、コーディング中のストレスが大幅に軽減されます。
Cline 拡張機能のインストール
VSCode Marketplace からのインストール
Cline は VSCode の拡張機能として提供されています。インストール方法は非常にシンプルです。
以下の図は、Cline 拡張機能のインストールから API 接続までの流れを示しています。
mermaidflowchart LR
marketplace["VSCode<br/>Marketplace"]
install["拡張機能<br/>インストール"]
config["初期設定"]
apikey["API キー<br/>設定"]
ready["利用開始"]
marketplace -->|検索・選択| install
install -->|完了後| config
config -->|キー入力| apikey
apikey -->|接続確認| ready
VSCode で以下の手順を実行します。
- 左側のアクティビティバーから拡張機能アイコン(四角が 4 つ並んだアイコン)をクリック
- 検索バーに「Cline」と入力
- 「Cline」(作者: saoudrizwan)を選択
- 「インストール」ボタンをクリック
bash# コマンドラインからインストールすることも可能
code --install-extension saoudrizwan.claude-dev
このコマンドを使えば、ターミナルから直接インストールできます。複数の環境で同じ拡張機能をセットアップする際に便利です。
拡張機能の有効化と初期設定
インストールが完了すると、VSCode の左側に Cline のアイコンが追加されます。
初回起動時には、いくつかの設定を求められます。
- Cline アイコンをクリック
- Welcome メッセージが表示される
- 「Get Started」をクリック
json{
"cline.modelProvider": "anthropic",
"cline.apiEndpoint": "https://api.anthropic.com",
"cline.maxTokens": 4096,
"cline.temperature": 0.7
}
これらは Cline の基本設定です。settings.json に追加することで、より詳細なカスタマイズが可能になります。
各設定項目の詳細は以下のとおりです。
# | 設定項目 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
1 | modelProvider | 使用する AI プロバイダー | anthropic |
2 | apiEndpoint | API のエンドポイント URL | https://api.anthropic.com |
3 | maxTokens | 最大トークン数 | 4096 |
4 | temperature | 応答のランダム性(0-1) | 0.7 |
API キーの設定
Cline を実際に使うには、AI モデルへアクセスするための API キーが必要です。
typescript// API キーの設定場所(settings.json)
{
"cline.apiKey": "your-api-key-here"
}
ただし、API キーを settings.json に直接記述するのはセキュリティ上推奨されません。環境変数を使う方が安全です。
bash# 環境変数で API キーを設定(~/.zshrc または ~/.bash_profile に追加)
export ANTHROPIC_API_KEY="your-api-key-here"
環境変数を設定した後は、ターミナルを再起動するか、以下のコマンドで設定を反映させます。
bash# zsh の場合
source ~/.zshrc
# bash の場合
source ~/.bash_profile
API キーの取得手順は以下のとおりです。
- Anthropic の公式サイト(https://www.anthropic.com)にアクセス
- アカウントを作成またはログイン
- Console にアクセス
- API Keys セクションから新しいキーを生成
- 生成されたキーをコピー
コピーしたキーは、VSCode の Cline サイドバーから設定できます。
- Cline アイコンをクリック
- 設定アイコン(歯車マーク)をクリック
- 「API Key」フィールドにペースト
- 「Save」をクリック
これで Cline が AI モデルと通信できるようになります。
権限設定の構成
macOS のセキュリティ設定
macOS は強固なセキュリティモデルを採用しているため、Cline が正常に動作するには適切な権限設定が必要です。
以下の図は、Cline が必要とする macOS の権限と、それぞれの役割を示しています。
mermaidflowchart TB
cline["Cline 拡張機能"]
terminal["ターミナル<br/>アクセス権限"]
folder["フォルダ<br/>アクセス権限"]
full["フルディスク<br/>アクセス権限"]
access["アクセシビリティ<br/>権限"]
cline -->|コマンド実行| terminal
cline -->|ファイル操作| folder
cline -->|システム全体| full
cline -->|UI 操作| access
システム環境設定から権限を管理する手順を見ていきましょう。
- アップルメニューから「システム設定」(または「システム環境設定」)を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」を選択
macOS Ventura 以降では「プライバシーとセキュリティ」、それ以前のバージョンでは「セキュリティとプライバシー」という名称になっています。
ターミナルアクセス権限の付与
Cline はコマンドを実行するため、ターミナルへのアクセス権限が必要です。
bash# ターミナルから権限の状態を確認
tccutil list | grep kTCCServiceSystemPolicyAllFiles
このコマンドで現在の権限状態を確認できます。ただし、権限の付与自体は GUI から行う必要があります。
権限を付与する手順は以下のとおりです。
- 「プライバシーとセキュリティ」→「フルディスクアクセス」を選択
- 鍵アイコンをクリックして設定をロック解除(パスワード入力が必要)
- 「+」ボタンをクリック
- アプリケーションフォルダから「ターミナル」を選択
- チェックボックスがオンになったことを確認
bash# 権限付与後、ターミナルを再起動
# Command + Q でターミナルを完全終了してから再度起動
ターミナルの再起動は重要です。権限の変更は、アプリケーションの再起動後に反映されます。
VSCode のフォルダアクセス権限
VSCode と Cline がプロジェクトフォルダにアクセスするには、適切な権限設定が必要です。
以下の権限を VSCode に付与しましょう。
# | 権限の種類 | 必要性 | 設定場所 |
---|---|---|---|
1 | フルディスクアクセス | 高 | プライバシーとセキュリティ |
2 | ファイルとフォルダ | 高 | プライバシーとセキュリティ |
3 | アクセシビリティ | 中 | プライバシーとセキュリティ |
VSCode にフルディスクアクセスを付与する手順は次のとおりです。
- 「プライバシーとセキュリティ」→「フルディスクアクセス」を選択
- 鍵アイコンをクリックして設定をロック解除
- 「+」ボタンをクリック
- アプリケーションフォルダから「Visual Studio Code」を選択
- チェックボックスがオンになったことを確認
bash# VSCode を完全に再起動
# Command + Q で終了後、再度起動
code .
VSCode の再起動も、ターミナルと同様に必須です。権限変更後は必ず再起動してください。
アクセシビリティ権限も同様の手順で付与します。
- 「プライバシーとセキュリティ」→「アクセシビリティ」を選択
- 鍵アイコンをクリックして設定をロック解除
- 「+」ボタンをクリック
- 「Visual Studio Code」を選択
- チェックボックスがオンになったことを確認
権限エラーのトラブルシューティング
権限関連のエラーは、Cline の利用において最も頻繁に遭遇する問題です。
よくあるエラーメッセージと対処法を以下にまとめます。
# | エラーメッセージ | 原因 | 解決方法 |
---|---|---|---|
1 | Operation not permitted | ファイルアクセス権限不足 | VSCode にフルディスクアクセスを付与 |
2 | Permission denied | フォルダの読み書き権限なし | 対象フォルダの権限を確認・変更 |
3 | Command failed | ターミナル権限不足 | ターミナルにフルディスクアクセスを付与 |
bash# フォルダの権限を確認
ls -la /path/to/your/project
# 権限を変更(必要な場合のみ)
chmod -R 755 /path/to/your/project
chmod
コマンドは、ファイルやフォルダの読み書き実行権限を変更します。755
は、所有者に全権限、グループとその他のユーザーに読み取りと実行権限を付与する設定です。
権限エラーが解決しない場合の最終手段として、以下の方法を試してください。
bash# VSCode の設定をリセット
rm -rf ~/Library/Application\ Support/Code/User/settings.json
# Cline の設定をリセット
rm -rf ~/Library/Application\ Support/Code/User/globalStorage/saoudrizwan.claude-dev
これらのコマンドは、VSCode と Cline の設定を完全に削除します。実行前に必ずバックアップを取ってください。
システムの整合性保護(System Integrity Protection: SIP)が原因で権限が付与できない場合もあります。
bash# SIP の状態を確認
csrutil status
System Integrity Protection status: enabled.
と表示された場合、SIP が有効です。セキュリティ上、SIP を無効化することは推奨されませんが、どうしても必要な場合は以下の手順で実行できます。
- Mac を再起動し、起動時に Command + R を長押し
- リカバリーモードで起動
- ユーティリティメニューから「ターミナル」を起動
csrutil disable
を実行- 再起動
ただし、セキュリティリスクが高まるため、作業完了後は必ず csrutil enable
で再度有効化してください。
動作確認
初回起動とテスト
すべての設定が完了したら、実際に Cline を起動してみましょう。
bash# VSCode を起動
code ~/Desktop/cline-test
このコマンドで、デスクトップに cline-test
という新しいフォルダを作成し、VSCode で開きます。
VSCode が起動したら、以下の手順で Cline をテストします。
- 左側のアクティビティバーから Cline アイコンをクリック
- チャット入力欄に簡単な質問を入力(例:「Hello, can you help me?」)
- Enter キーを押して送信
正常に動作していれば、数秒以内に AI からの応答が表示されます。
typescript// テスト用のシンプルなコード生成を依頼
// Cline のチャットに以下のように入力
'Create a simple TypeScript function that adds two numbers';
Cline が以下のようなコードを生成すれば、正常に動作しています。
typescript// Cline が生成するコード例
function add(a: number, b: number): number {
return a + b;
}
// 使用例
const result = add(5, 3);
console.log(result); // 8
サンプルプロジェクトでの動作確認
より実践的なテストとして、簡単な Web アプリケーションを作成してみましょう。
bash# Node.js プロジェクトの初期化
mkdir cline-sample-project
cd cline-sample-project
yarn init -y
Yarn を使ってプロジェクトを初期化します。package.json
が自動生成されます。
bash# TypeScript と必要なパッケージをインストール
yarn add -D typescript @types/node
yarn add express
yarn add -D @types/express
これらのコマンドで、TypeScript と Express(Web フレームワーク)をインストールします。
VSCode でこのフォルダを開き、Cline に以下のようなプロンプトを入力してみましょう。
typescript// Cline へのプロンプト例
"Create a simple Express server in TypeScript that responds with 'Hello, Cline!' on port 3000";
Cline が以下のようなコードを生成してくれます。
typescript// src/index.ts
import express, { Request, Response } from 'express';
const app = express();
const PORT = 3000;
// ルートエンドポイント
app.get('/', (req: Request, res: Response) => {
res.send('Hello, Cline!');
});
// サーバー起動
app.listen(PORT, () => {
console.log(
`Server is running on http://localhost:${PORT}`
);
});
生成されたコードを実行してみましょう。
bash# TypeScript をコンパイル
yarn tsc src/index.ts --outDir dist
# サーバー起動
node dist/index.js
ブラウザで http://localhost:3000
にアクセスし、「Hello, Cline!」と表示されれば成功です。
以下の図は、サンプルプロジェクトでの動作確認フローを示しています。
mermaidsequenceDiagram
participant User as ユーザー
participant Cline as Cline
participant VSCode as VSCode
participant Node as Node.js
User->>Cline: コード生成を依頼
Cline->>VSCode: コードを生成
VSCode->>User: コードを表示
User->>Node: サーバー起動
Node->>User: 動作確認完了
これで Cline が正しく機能していることが確認できました。
まとめ
本記事では、macOS で Cline をセットアップする手順を段階的に解説しました。
セットアップの主要なステップをおさらいしましょう。
# | ステップ | 重要度 | 所要時間 |
---|---|---|---|
1 | システム要件の確認 | 高 | 5 分 |
2 | Homebrew のインストール | 高 | 10 分 |
3 | VSCode のインストールと設定 | 高 | 15 分 |
4 | Cline 拡張機能のインストール | 高 | 5 分 |
5 | API キーの設定 | 高 | 10 分 |
6 | 権限設定の構成 | 高 | 15 分 |
7 | 動作確認 | 中 | 10 分 |
合計で約 1 時間程度でセットアップが完了します。
特に重要なポイントは、macOS の権限設定です。フルディスクアクセス、ターミナルアクセス、フォルダアクセスの 3 つを正しく設定しないと、Cline は正常に動作しません。エラーが発生した場合は、まず権限設定を確認してください。
Cline を使えば、コードの自動生成、バグ修正、リファクタリングなど、さまざまな開発タスクを AI がサポートしてくれます。本記事の手順に従ってセットアップすれば、あなたも AI 駆動の開発環境をすぐに始められるでしょう。
セットアップ後は、実際のプロジェクトで Cline を活用し、その便利さを体験してみてください。AI との協働によって、開発効率が飛躍的に向上することを実感できるはずです。
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