Claude Code の障害の見分け方: 5xx はサーバー側、ECONNREFUSED は手元の接続
Claude Code のエラーが障害によるものかどうかは、エラーの文の種類と、ステータスページで分かります。500 や 503 や 529 のような番号で始まるエラーはサーバー側、ECONNREFUSED や ENOTFOUND は手元の接続の問題です。2026年11月4日に、Claude Code 2.1.309 とステータスページの API で確かめました。
経緯
Claude Code が止まったときに、障害なのか自分の環境のせいなのかで、やることが変わります。障害なら待つしかなく、自分の環境なら直せます。そこで、エラーの文の出どころと、ステータスページの見方を確かめました。
環境
- macOS 26.6
- Claude Code 2.1.309(2026年11月4日に確認)
動き
エラーの文で、出どころが分かれる
| 表示される文 | 出どころと、やること |
|---|---|
API Error: 500 Internal server error. This is a server-side issue, usually temporary — try again in a moment. If it persists, check https://status.claude.com. | サーバー側。設定やアカウントのせいではない。ステータスページを見て、時間を置く |
API Error: Repeated 529 Overloaded errors | サーバー側(混雑)。時間を置くか、別のモデルに切り替える |
API Error: 502 Bad Gateway のように、番号のあとに短い名前 | 途中のプロキシやゲートウェイが返したページ。社内のプロキシやゲートウェイの管理者に確かめる |
API Error: Request rejected (429) | 自分の API キーやプロジェクトの利用の上限。/status で使われている認証情報を確かめる |
Connection refused — a firewall or proxy may be blocking it (ECONNREFUSED) | 手元の接続。プロキシやファイアウォール。プロキシの設定を見直す |
Can't reach the API server — check your internet or DNS (ENOTFOUND) | 手元の接続。DNS や回線。回線と DNS を見直す |
上の4つは公式のエラー一覧に載っている文で、下の2つは手元でプロキシの設定を間違えて出した文です。
500 番台(5xx)のエラーの文の最後には、障害を確かめる場所(https://status.claude.com)が書かれています。Amazon Bedrock などを使っているときは、その提供元のステータスが書かれます(公式のエラー一覧による)。
ステータスページで、今の状態が分かる
ステータスページを開き、Claude API (api.anthropic.com) と Claude Code の行を見ます。障害がないときは、上の帯に All Systems Operational、それぞれの行に Operational と表示されます。
スクリプトで確かめるときは、ステータスページの API を使う
ステータスページには、画面のほかに、状態を JSON(プログラムで読みやすい形式)で返す API があります。
terminal$ curl -s https://status.claude.com/api/v2/status.json
障害がないときは、description が All Systems Operational になっていました。
text{"indicator":"none","description":"All Systems Operational"}
部品ごとの状態は、次の API で見られます。Claude Code と Claude API (api.anthropic.com) が別々に並んでいます。
terminal$ curl -s https://status.claude.com/api/v2/components.json
| 部品 | 2026年11月4日の状態 |
|---|---|
| claude.ai | operational |
| Claude Console (platform.claude.com) | operational |
| Claude API (api.anthropic.com) | operational |
| Claude Code | operational |
障害は、モデルごとに起きることが多い
直近の障害の一覧(incidents.json)を見ると、2026年10月24日から27日までに Elevated errors for Claude Sonnet 5.5 のような特定のモデルのエラーが増えた障害が6件ありました。どれも Claude API、Claude Code などに同時に影響しています。
terminal$ curl -s https://status.claude.com/api/v2/incidents.json
混雑の 529 が続くときは、Claude Code 自身も Opus is experiencing high load, please use /model to switch to Sonnet のように、別のモデルへの切り替えを案内します(公式のエラー一覧による)。
curl で返事があれば、サーバーまでは届いている
エラーが手元の接続によるものかは、curl で分かります。
terminal$ curl -I https://api.anthropic.com
HTTP/2 404
1行目に返事があれば、サーバーまでは届いています。返事がないときは、回線や DNS や VPN やプロキシの問題です。
公式との違い
公式のエラー一覧には、エラーの文ごとの意味が書かれていますが、文の出どころ(サーバー側か、途中の機器か、手元か)で分ける見方はまとまっていません。ステータスページの API の使い方と、障害がモデルごとに起きていることも書かれていません。
対処
障害のとき
- 「ステータスページで、今の状態が分かる」の画面で
Claude APIかClaude CodeがOperational以外になっていたら、障害です。 - 特定のモデルの障害なら、
/modelで別のモデルに切り替える。 - 時間を置く。Claude Code は、サーバー側のエラーを設定のままで10回まで自動でやり直します(
CLAUDE_CODE_MAX_RETRIES、公式のエラー一覧による)。
障害ではないとき
ECONNREFUSED、ENOTFOUNDは、接続エラーの直し方を見る。429は、/statusで使われている認証情報を確かめる。
注意点
障害の件数は、2026年11月4日の記録による
上の障害の件数は、2026年11月4日に incidents.json で取得した記録です。期間を変えて見るときは、同じ API で確かめます。
参考文献
著書
articleCloudflare Zero Wire の php2shell のプロンプトを Claude Code で使う手順: 77秒で古い版を特定
articleCursor の Claude Code 拡張機能 2.1.312、2.1.313 の不正な版を確かめる手順: 版と6つの印を見る
articleCodex の常駐プロセス(app-server)と会話の記録: 画面を閉じても動き続ける
articleClaude Code と Codex の違いを同じ課題で比較: 3つともテストは通り、差はテストの数と説明に出た
articleClaude Code のアップデートの動き: Homebrew は自動で上がらず brew upgrade が要る
articleClaude Code の利用制限(usage limit)の見方: 5時間と1週間の残りは /usage で分かる
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