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Cursor エディタ:キャッシュクリアで動作改善!Windows/Mac での手順とマウスカーソルの直し方

Cursor エディタ:キャッシュクリアで動作改善!Windows/Mac での手順とマウスカーソルの直し方

Cursor エディタを使っていて、「最近動作が重くなってきた」「マウスカーソルの表示がおかしい」といった悩みを抱えていませんか? 実は、これらの問題の多くは キャッシュクリア で解決できます。

本記事では、Windows と Mac それぞれでのキャッシュクリア手順を詳しく解説します。 加えて、マウスカーソルの表示不具合を直す方法もご紹介しますので、快適な開発環境を取り戻しましょう。

背景

Cursor エディタとは

Cursor エディタは、AI を搭載した次世代のコードエディタです。 Visual Studio Code をベースにしているため、使い慣れた操作感を保ちながら、AI によるコード補完やコード生成機能を利用できます。

近年、多くの開発者が従来のエディタから Cursor へ移行しており、その使いやすさと AI の強力なサポートが評価されています。

キャッシュが蓄積される仕組み

エディタを使い続けると、以下のようなデータがキャッシュとして保存されます。

  • 拡張機能のキャッシュ: インストールした拡張機能が一時的に保存するデータ
  • 言語サーバーのキャッシュ: コード補完やエラー検出に使われる解析データ
  • AI モデルのキャッシュ: Cursor の AI 機能が使用する一時データ
  • ワークスペースの履歴: プロジェクトの状態やエディタの設定情報

これらのキャッシュは、通常はパフォーマンスを向上させるために存在しています。 しかし、時間とともに肥大化すると、逆に動作を遅くする原因になるのです。

以下の図で、キャッシュが蓄積される流れを確認しましょう。

mermaidflowchart TD
    user["開発者"] -->|コーディング| cursor["Cursor エディタ"]
    cursor -->|AI 機能使用| aiCache["AI キャッシュ<br/>蓄積"]
    cursor -->|拡張機能使用| extCache["拡張機能<br/>キャッシュ蓄積"]
    cursor -->|コード解析| lsCache["言語サーバー<br/>キャッシュ蓄積"]
    aiCache -->|時間経過| slow["動作が重くなる"]
    extCache -->|時間経過| slow
    lsCache -->|時間経過| slow
    slow -->|影響| user

この図が示すように、日々の開発活動によって各種キャッシュが蓄積され、最終的に動作速度に影響を及ぼします。

マウスカーソルの不具合

Cursor エディタでは、独自のカーソル表示機能を持っています。 特に、AI とのインタラクション時に特殊なカーソル表示が行われるため、この機能が不具合を起こすと、通常の操作にも支障をきたします。

マウスカーソルの不具合は、主に以下のような形で現れます。

  • カーソルが見えなくなる
  • カーソルの形状が正しく表示されない
  • カーソルの位置がずれる
  • カーソルの動きが遅延する

課題

動作速度の低下

キャッシュが蓄積すると、以下のような症状が現れます。

エディタの起動に時間がかかるようになり、朝一番の作業開始時にストレスを感じることが増えます。 ファイルを開く際の読み込みが遅くなり、大きなプロジェクトでは特に顕著になるでしょう。

AI 機能の応答速度も低下します。 コード補完の提案が遅れたり、AI チャット機能の反応が鈍くなったりすることで、開発の流れが途切れてしまいます。

メモリ使用量の増大

キャッシュファイルがディスク容量を圧迫するだけでなく、メモリ上にも展開されるため、システム全体のパフォーマンスに影響します。

特に以下のような環境では深刻です。

#環境影響度具体的な症状
1メモリ 8GB 以下の PC★★★頻繁なスワップ発生
2複数の大規模プロジェクト★★★メモリ不足エラー
3Docker などの仮想環境併用★★全体的な動作低下

マウスカーソルの表示問題

カーソルが見えないと、正確なクリック位置がわからず、意図しない場所を選択してしまいます。 カーソルの形状が正しく表示されないと、現在のモード(選択中、編集中など)が判別できません。

これらの問題は、コーディング効率を大きく低下させる要因となります。

以下の図で、課題の関連性を整理しました。

mermaidflowchart LR
    cache["キャッシュ蓄積"] --> speed["動作速度低下"]
    cache --> memory["メモリ圧迫"]
    cache --> cursor["カーソル不具合"]
    speed --> stress["開発ストレス"]
    memory --> stress
    cursor --> stress
    stress --> productivity["生産性低下"]

キャッシュ蓄積という一つの原因が、複数の課題を引き起こし、最終的に開発の生産性を低下させていることがわかります。

解決策

キャッシュクリアの効果

キャッシュをクリアすることで、以下の効果が期待できます。

起動速度の改善: 不要なキャッシュを読み込まなくなるため、エディタの起動が速くなります。 メモリ解放: ディスクとメモリの両方で空き容量が増え、システム全体のパフォーマンスが向上するでしょう。 安定性向上: 古いキャッシュが原因で発生していたエラーや不具合が解消されます。

キャッシュクリアの種類

Cursor エディタでは、複数のキャッシュクリア方法があります。

アプリケーションキャッシュのクリア: エディタ本体が保存するキャッシュを削除します。 ワークスペースキャッシュのクリア: プロジェクト固有のキャッシュを削除する方法です。 完全なリセット: すべての設定とキャッシュを削除し、初期状態に戻します。

本記事では、最も効果的な アプリケーションキャッシュのクリア を中心に解説します。

マウスカーソル問題の解決アプローチ

カーソルの不具合は、主に以下のアプローチで解決できます。

設定ファイルのリセット、キャッシュのクリア、そしてハードウェアアクセラレーションの設定変更です。 これらを組み合わせることで、ほとんどのカーソル問題が解決します。

以下の図で、解決策の全体像を把握しましょう。

mermaidflowchart TD
    problem["動作不良/<br/>カーソル不具合"] --> identify["問題の特定"]
    identify --> cacheMethod["キャッシュクリア"]
    identify --> cursorMethod["カーソル設定変更"]
    cacheMethod --> windows["Windows 手順"]
    cacheMethod --> mac["Mac 手順"]
    cursorMethod --> config["設定ファイル編集"]
    windows --> verify["動作確認"]
    mac --> verify
    config --> verify
    verify --> success["問題解決"]

問題を特定した後、適切な手順を選択することで、効率的に解決できることがわかります。

具体例

Windows でのキャッシュクリア手順

Windows 環境で Cursor エディタのキャッシュをクリアする手順を、段階的に説明します。

ステップ 1:Cursor エディタを完全に終了

まず、Cursor エディタを完全に終了させる必要があります。 タスクバーで右クリックして「タスクマネージャー」を開きましょう。

powershell# PowerShell でプロセスを確認する場合
Get-Process | Where-Object {$_.ProcessName -like "*cursor*"}

タスクマネージャーで「Cursor」という名前のプロセスがすべて終了していることを確認してください。 バックグラウンドで実行されているプロセスも忘れずに終了させましょう。

ステップ 2:キャッシュフォルダの場所を特定

Windows の場合、Cursor のキャッシュは以下の場所に保存されています。

plaintextC:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Cursor
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Cursor

エクスプローラーでこれらのフォルダにアクセスするには、アドレスバーに直接パスを入力します。 [ユーザー名] の部分は、実際のユーザー名に置き換えてください。

ステップ 3:キャッシュフォルダ内のファイルを削除

エクスプローラーで以下のフォルダを開きます。

plaintextC:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Cursor

この中にある以下のフォルダを削除しましょう。

  • Cache
  • CachedData
  • Code Cache
  • GPUCache
  • Logs

次に、もう一つの場所も確認します。

plaintextC:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Cursor

こちらでも同様のフォルダを削除してください。

注意: User フォルダや extensions フォルダは削除しないでください。 これらには設定や拡張機能の情報が含まれています。

ステップ 4:コマンドプロンプトでの一括削除(上級者向け)

コマンドプロンプトを使うと、より確実にキャッシュを削除できます。 「管理者として実行」でコマンドプロンプトを開きましょう。

batchREM Roaming フォルダのキャッシュを削除
cd %APPDATA%\Cursor
rd /s /q Cache
rd /s /q CachedData
rd /s /q "Code Cache"
rd /s /q GPUCache
rd /s /q Logs

次に、Local フォルダのキャッシュも削除します。

batchREM Local フォルダのキャッシュを削除
cd %LOCALAPPDATA%\Cursor
rd /s /q Cache
rd /s /q CachedData
rd /s /q "Code Cache"
rd /s /q GPUCache
rd /s /q Logs

これらのコマンドは、指定したフォルダとその中身をすべて削除します。 ​/​s オプションはサブフォルダも含めて削除し、​/​q オプションは確認なしで実行するものです。

ステップ 5:Cursor を再起動

すべてのキャッシュを削除したら、Cursor エディタを起動します。 初回起動時は、キャッシュを再構築するため、少し時間がかかる場合があります。

起動後、動作速度が改善されているか確認しましょう。

Mac でのキャッシュクリア手順

Mac 環境での手順も、Windows と同様に段階的に進めていきます。

ステップ 1:Cursor を完全に終了

Dock から Cursor アイコンを右クリックして「終了」を選択します。 念のため、アクティビティモニタでプロセスが残っていないか確認しましょう。

bash# ターミナルでプロセスを確認
ps aux | grep -i cursor

Cursor 関連のプロセスが表示された場合は、すべて終了させてください。

bash# プロセスを強制終了する場合(プロセス ID を確認してから実行)
kill -9 [プロセスID]

ステップ 2:キャッシュフォルダの場所を特定

Mac の場合、Cursor のキャッシュは以下の場所に保存されています。

plaintext~/Library/Application Support/Cursor
~/Library/Caches/Cursor

Finder でこれらのフォルダにアクセスするには、「移動」メニューから「フォルダへ移動」を選択します。

ステップ 3:Finder でキャッシュを削除

Finder のメニューバーで「移動」→「フォルダへ移動」を選択しましょう。

plaintext~/Library/Application Support/Cursor

上記のパスを入力して「移動」をクリックします。

フォルダ内の以下の項目を削除してください。

  • Cache
  • CachedData
  • Code Cache
  • GPUCache
  • logs

同様に、もう一つのキャッシュフォルダも確認します。

plaintext~/Library/Caches/Cursor

このフォルダの内容も削除しましょう。

注意: User フォルダや extensions フォルダは残してください。

ステップ 4:ターミナルでの一括削除(上級者向け)

ターミナルを使うと、より効率的にキャッシュを削除できます。 ターミナルアプリを起動して、以下のコマンドを実行しましょう。

bash# Application Support 内のキャッシュを削除
cd ~/Library/Application\ Support/Cursor
rm -rf Cache
rm -rf CachedData
rm -rf Code\ Cache
rm -rf GPUCache
rm -rf logs

次に、Caches フォルダ内も削除します。

bash# Caches フォルダ内を削除
cd ~/Library/Caches/Cursor
rm -rf *

rm -rf コマンドは強力なため、慎重に実行してください。 指定したフォルダとその中身を完全に削除します。

ステップ 5:ワークスペースストレージの削除(オプション)

さらに徹底的にクリアしたい場合は、ワークスペースストレージも削除できます。

bash# ワークスペースストレージを削除
rm -rf ~/Library/Application\ Support/Cursor/User/workspaceStorage

ただし、これを削除すると、プロジェクトごとの設定や開いていたファイルの履歴も失われます。 必要な場合のみ実行してください。

ステップ 6:Cursor を再起動

すべてのキャッシュを削除したら、Launchpad または Applications フォルダから Cursor を起動します。 初回起動時は、キャッシュの再構築に少し時間がかかりますが、その後は快適に動作するはずです。

マウスカーソルの直し方

キャッシュクリア後もカーソルの不具合が続く場合は、以下の方法を試してみましょう。

方法 1:ハードウェアアクセラレーションの無効化

Cursor のハードウェアアクセラレーション機能が、カーソル表示に問題を引き起こすことがあります。 この機能を無効化する設定を行いましょう。

Cursor を起動し、Ctrl + ,(Windows)または Cmd + ,(Mac)で設定を開きます。 検索バーに「hardware」と入力してください。

以下の設定を探します。

json{
  "disable-hardware-acceleration": true
}

settings.json ファイルに直接記述する場合は、以下の手順で開きます。

Windows の場合:

plaintextC:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Cursor\User\settings.json

Mac の場合:

plaintext~/Library/Application Support/Cursor/User/settings.json

ファイルを開いて、以下の設定を追加します。

json{
  "disable-hardware-acceleration": true,
  "cursor.smoothCaret": false
}

この設定により、GPU を使った描画を無効化し、より安定したカーソル表示が可能になります。 cursor.smoothCaret をオフにすることで、カーソルのアニメーション効果も無効化されます。

方法 2:カーソル設定のリセット

カーソル関連の設定をリセットすることで、不具合が解消される場合があります。

settings.json を開いて、以下のカーソル関連設定を確認しましょう。

json{
  "editor.cursorBlinking": "blink",
  "editor.cursorStyle": "line",
  "editor.cursorWidth": 2,
  "editor.cursorSmoothCaretAnimation": "off"
}

これらの設定を一度デフォルト値に戻してみてください。 設定を保存後、Cursor を再起動します。

方法 3:拡張機能の無効化

インストールしている拡張機能が、カーソル表示に干渉している可能性があります。 すべての拡張機能を一時的に無効化して、問題が解消されるか確認しましょう。

Cursor を起動し、拡張機能ビューを開きます(Ctrl + Shift + X または Cmd + Shift + X)。 インストール済みの拡張機能を一つずつ無効化して、どれが原因か特定します。

特にカーソルやテーマに関連する拡張機能は、注意が必要です。

方法 4:完全な設定リセット(最終手段)

上記の方法でも解決しない場合は、Cursor の設定を完全にリセットします。

Windows の場合:

batchREM 設定フォルダをバックアップ
xcopy "%APPDATA%\Cursor\User" "%APPDATA%\Cursor\User_backup" /E /I /H

REM 設定フォルダを削除
rd /s /q "%APPDATA%\Cursor\User"

Mac の場合:

bash# 設定フォルダをバックアップ
cp -r ~/Library/Application\ Support/Cursor/User ~/Library/Application\ Support/Cursor/User_backup

# 設定フォルダを削除
rm -rf ~/Library/Application\ Support/Cursor/User

この操作により、すべての設定と拡張機能がリセットされます。 Cursor を起動すると、初回セットアップが始まりますので、必要な設定を再度行ってください。

トラブルシューティング

キャッシュクリア後に問題が発生した場合の対処法もご紹介します。

問題:拡張機能が消えた

キャッシュクリア時に誤って extensions フォルダを削除してしまった場合です。 拡張機能ビューを開いて、必要な拡張機能を再インストールしましょう。

以前の拡張機能リストを確認したい場合は、以下のコマンドでエクスポートできます(事前に実行しておくことを推奨します)。

bash# 拡張機能リストをエクスポート(Windows/Mac 共通)
cursor --list-extensions > extensions.txt

問題:設定が初期化された

User フォルダを削除してしまった場合、設定が失われます。 バックアップがない場合は、手動で再設定する必要があります。

今後のために、定期的に設定ファイルをバックアップしておくことをおすすめします。

bash# 設定ファイルをバックアップ(Mac の例)
cp ~/Library/Application\ Support/Cursor/User/settings.json ~/Documents/cursor-settings-backup.json

問題:起動時にエラーが発生する

キャッシュクリア後、まれに起動時にエラーが発生することがあります。 エラーメッセージを確認して、以下の対処を試してみましょう。

Error: ENOENT: no such file or directory:

bash# 必要なフォルダを再作成(Mac の例)
mkdir -p ~/Library/Application\ Support/Cursor/Cache
mkdir -p ~/Library/Application\ Support/Cursor/GPUCache

Cursor が自動的にフォルダを作成するはずですが、手動で作成することでエラーが解消される場合があります。

予防とメンテナンス

定期的なメンテナンスで、キャッシュの蓄積を防ぐことができます。

定期的なキャッシュクリア

月に 1 回程度、キャッシュをクリアする習慣をつけましょう。 以下のような自動化スクリプトを作成しておくと便利です。

Windows 用バッチファイル:

batch@echo off
REM Cursor キャッシュクリアスクリプト

echo Cursor のキャッシュをクリアします...

REM Cursor が起動していないか確認
tasklist | find /i "cursor.exe" > nul
if not errorlevel 1 (
    echo Cursor が起動しています。終了してください。
    pause
    exit
)

REM キャッシュを削除
cd %APPDATA%\Cursor
if exist Cache rd /s /q Cache
if exist CachedData rd /s /q CachedData
if exist "Code Cache" rd /s /q "Code Cache"
if exist GPUCache rd /s /q GPUCache
if exist Logs rd /s /q Logs

cd %LOCALAPPDATA%\Cursor
if exist Cache rd /s /q Cache
if exist GPUCache rd /s /q GPUCache

echo キャッシュクリアが完了しました。
pause

このファイルを clear-cursor-cache.bat という名前で保存し、デスクトップに置いておきます。 必要な時にダブルクリックするだけで、キャッシュをクリアできます。

Mac 用シェルスクリプト:

bash#!/bin/bash
# Cursor キャッシュクリアスクリプト

echo "Cursor のキャッシュをクリアします..."

# Cursor が起動していないか確認
if pgrep -x "Cursor" > /dev/null; then
    echo "Cursor が起動しています。終了してください。"
    exit 1
fi

# キャッシュを削除
rm -rf ~/Library/Application\ Support/Cursor/Cache
rm -rf ~/Library/Application\ Support/Cursor/CachedData
rm -rf ~/Library/Application\ Support/Cursor/Code\ Cache
rm -rf ~/Library/Application\ Support/Cursor/GPUCache
rm -rf ~/Library/Application\ Support/Cursor/logs

rm -rf ~/Library/Caches/Cursor/*

echo "キャッシュクリアが完了しました。"

このファイルを clear-cursor-cache.sh という名前で保存し、実行権限を付与します。

bashchmod +x clear-cursor-cache.sh

ターミナルから .​/​clear-cursor-cache.sh で実行できます。

プロジェクトごとの設定管理

プロジェクトごとに .vscode​/​settings.json ファイルを作成し、必要な設定だけを記述しましょう。 グローバル設定に過度に依存しないことで、トラブルが発生しても影響範囲を限定できます。

まとめ

Cursor エディタの動作が重くなったり、マウスカーソルの表示に不具合が出たりした場合、キャッシュクリアが有効な解決策となります。

本記事では、Windows と Mac それぞれでのキャッシュクリア手順を詳しく解説しました。 手順をおさらいすると、以下の通りです。

Windows での手順:

  1. Cursor を完全に終了
  2. %APPDATA%\Cursor%LOCALAPPDATA%\Cursor にアクセス
  3. Cache、CachedData、Code Cache、GPUCache、Logs フォルダを削除
  4. Cursor を再起動

Mac での手順:

  1. Cursor を完全に終了
  2. ~​/​Library​/​Application Support​/​Cursor~​/​Library​/​Caches​/​Cursor にアクセス
  3. 同様のキャッシュフォルダを削除
  4. Cursor を再起動

マウスカーソルの不具合には:

  1. ハードウェアアクセラレーションを無効化
  2. カーソル設定をリセット
  3. 拡張機能を無効化して原因を特定
  4. 最終手段として完全な設定リセット

定期的なメンテナンスを行うことで、快適な開発環境を維持できます。 月に 1 回程度のキャッシュクリアを習慣化し、スクリプトを活用して効率化しましょう。

これらの方法を実践することで、Cursor エディタの性能を最大限に引き出し、ストレスフリーな開発体験を実現できるはずです。 快適なコーディング環境で、生産性の向上を実感していただければ幸いです。

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