Node.js のパッケージ管理ツールの Yarn をサクッとインストールする手順
Node.js のパッケージ管理ツールの Yarn をサクッとインストールする手順をメモしました。
Yarn
Yarn とは?
Yarn とは、主に JavaScript で開発されたモジュールを管理するためのパッケージ管理システムの一つです。
npm と互換性があり、乗り換えたり併用することができます。
Yarunの特徴
超高速
Yarnはダウンロードしたすべてのパッケージをキャッシュするため、再度ダウンロードする必要はありません。また、操作を並列化してリソース使用率を最大化するため、インストール時間がこれまでになく高速になります。
メガセキュア
Yarnはチェックサムを使用して、コードが実行される前に、インストールされているすべてのパッケージの整合性を検証します。
超信頼性
Yarnは、詳細であるが簡潔なロックファイル形式と決定論的アルゴリズムをインストールに使用して、あるシステムで機能したインストールが他のシステムでもまったく同じように機能することを保証できます。
公式サイトから引用
公式サイト
環境
- Mac OS Big SUR 11.3.1
- Node 14.15.3
ファイル操作で利用する Unix コマンドについて
基本的なディレクトリ作成やファイル操作は Unix コマンドを利用します。
Unix コマンドについて詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
インストール
npmからYarnをインストール
npmからインストールできます。
zsh$ npm install -g yarn
NodenvでYarnをインストール
NodenevでYarnをインストールする手順については下記記事を参照ください。
HomeBrewでYarnをインストール
Homebrew
を先にインストールする必要があります。
インストール手順については下記の記事を参照ください。
Homebrewのインストール
yarnがインストール可能かどうか確認
Homebrew で VirtualBox が提供されているかをbrew search
コマンドで確認します。
zsh$ brew search yarn
==> Formulae
yarn
yarn
がインストール可能です。
yarnのインストールの有無を確認
Homebrew で yarn インストールの有無をbrew info
コマンドで確認します。
zsh$ brew info yarn
yarnのインストール
Homebrew の brew install
コマンドでyarnをインストールします。
--ignore-dependencies
をつけておくと、複数nodeの依存関係を無視させることができます。
zsh$ brew install yarn --ignore-dependencies
yarnのインストールを確認
yarnのyarn --version
コマンドで yarnのがインストールされているか確認します。
zsh$ yarn --version
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