【暫定回避策】yarnでパッケージインストールする際にlocal issuer certificateのエラーの回避
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yarnでパッケージインストールする際にlocal issuer certificateのエラーを回避する手順についてメモしました。
経緯
会社のネットワークからyarn add
を実行して
パッケージインストールする際にlocal issuer certificateのエラーになったため
暫定的な回避策調べてメモしました。
背景としてプロキシサーバーが変更になったことが起因していて
証明書の設定は別途必要のためその設定は別で実施します。
環境
- Yarn 1.22.4
- Node.js 14.15.3
発生したエラー
yarn add
を実行
zsh$ yarn add express
yarn add v1.22.4
info No lockfile found.
[1/4] 🔍 Resolving packages...
error An unexpected error occurred: "https://registry.yarnpkg.com/express: unable to get local issuer certificate".
info If you think this is a bug, please open a bug report with the information provided in "/Users/XXXX/project/yarn-error.log".
info Visit https://yarnpkg.com/en/docs/cli/add for documentation about this command.
原因
SSLで証明書の検証に問題があるためエラーになってしまうようです。
回避策
一時的に証明書チェックの設定を無効化
一時的に証明書チェックの設定を無効化します。
証明書のチェック自体を無効化するためセキュリティー的なリスクがあるため暫定的な対応処置となります。
実施する場合は自己責任で実施をお願いいたします。
yarn config設定変更
yarn config set
コマンドでstrict-ssl
の設定を無効化します。
zsh$ yarn config set strict-ssl false
npmの場合
yarnではなくnpmを利用している場合も基本的なコマンドは同じになります。
zsh$ npm config set strict-ssl false
パッケージの再インストール
再度パッケージのインストールします。
zsh$ yarn add express
証明書のチェックを戻す
証明書チェックの設定を戻します。
yarn config set
コマンドでstrict-ssl
の設定を有効化します。
zsh$ yarn config set strict-ssl true
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