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2025年JavaScriptで使える時間操作ライブラリを比較!日付処理の最適解とは?

2025年JavaScriptで使える時間操作ライブラリを比較!日付処理の最適解とは?

JavaScriptで日付や時間を扱う際、標準の Date オブジェクトだけでは柔軟性に欠ける場面が多くあります。そこで多くの開発者が導入しているのが、サードパーティの日時処理ライブラリです。

今回は、以下の5つの代表的ライブラリをピックアップし、トレンドや使いやすさ、具体的なコード例などを交えて徹底比較します。

  • dayjs
  • date-fns
  • Luxon
  • Moment.js
  • Temporal(次世代標準API)

開発・使用トレンドの違い

GitHubスター数やNPMのDL数などをもとに、現在の人気度を比較します。

ライブラリNPM週間DL数(2025年)GitHub Star備考
dayjs約900万44k+小型・高速・Moment互換
date-fns約1000万32k+モジュール単位で軽量使用可能
Luxon約200万14k+モダン設計・IANAタイムゾーン対応
Moment.js約400万47k+非推奨(メンテナンスモード)
Temporal急増中(ブラウザ実装進行中)-標準APIとして普及見込み

dayjsdate-fns が圧倒的な人気を誇ります。一方で Moment.js は既に非推奨となっており、新規導入には不向きです。


更新頻度とコミュニティの活発さ

メンテナンス状況は長期運用にとって非常に重要です。

ライブラリ最終更新(2025年)活発度コメント
dayjs数日以内に更新高いIssueも迅速対応
date-fns週1〜2回更新非常に高いドキュメントも丁寧
Luxon月1ペース安定性重視
Moment.js更新停止低い移行推奨
Temporal開発中非常に高いNode 20以降で標準化が進行中

dayjs と date-fns はコミュニティも活発で、ライブラリの成長も続いています。


具体的な使い方とコード例

dayjs

tsimport dayjs from 'dayjs'

const now = dayjs()
const nextWeek = now.add(7, 'day')
console.log(nextWeek.format('YYYY-MM-DD'))

MomentライクなAPIで直感的。多言語対応やプラグイン方式で機能追加も可能。


date-fns

tsimport { format, addDays } from 'date-fns'

const now = new Date()
const nextWeek = addDays(now, 7)
console.log(format(nextWeek, 'yyyy-MM-dd'))

関数型スタイルでツリーシェイキングに強く、使いたい関数だけインポート可能。


Luxon

tsimport { DateTime } from 'luxon'

const now = DateTime.now()
const nextWeek = now.plus({ days: 7 })
console.log(nextWeek.toFormat('yyyy-MM-dd'))

IANAタイムゾーン対応や、ISOベースの強力な表現力が特徴です。


使いやすさの比較

項目dayjsdate-fnsLuxonMoment.jsTemporal
API直感性高い(Moment似)やや低い(関数分離)高い高い中(新規構文)
タイムゾーン対応プラグイン弱い強い普通標準対応予定
型安全普通高い(TS対応)高い低い高い

初心者には dayjs、柔軟性や型安全性を重視するなら date-fns や Temporal が選ばれる傾向にあります。


パフォーマンスの違い

ベンチマークの結果から見ると、dayjsdate-fns は高速で軽量です。

操作(例)dayjsdate-fnsMomentLuxon
追加処理(add)◎ 高速◎ 高速△ 遅め△ やや遅い
フォーマット
バンドルサイズ約2KB約4KB約16KB約11KB

モバイルやフロントエンドでの軽量化を意識するなら、dayjs や date-fns が有利です。


まとめ:どのライブラリを選ぶべきか?

利用目的推奨ライブラリ
軽量で直感的な書き方をしたいdayjs
関数ベースで型安全に使いたいdate-fns
タイムゾーンやロケールを扱いたいLuxon
今後の標準APIを見据えたいTemporal
レガシー互換が必要Moment.js(移行推奨)

時間処理はアプリ全体の信頼性に関わる重要な要素です。 用途やプロジェクトの規模に応じて、最適なライブラリを選びましょう。

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