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【対処法】Cursorで発生する「You've saved $102 on API model usage this month with Pro...」エラーの原因と対応

【対処法】Cursorで発生する「You've saved $102 on API model usage this month with Pro...」エラーの原因と対応

突然のエラー表示に戸惑った方も多いのではないでしょうか。「CYou've saved $102 on API model usage this month with Pro. Switch to Auto for unlimited requests or set a Spend Limit to continue with Sonnet.」というエラーは、CursorでClaude Sonnet 4などのAPIモデルを利用している際に、突如として作業を止めてしまう要因となります。本記事では、その原因と対処法を、実際のエラー事例や公式フォーラムの情報をもとに徹底解説します。

API利用制限によるプロンプト停止

Cursor Proプランで作業をしていると、特定の条件下でAPI利用制限のアラートが表示されることがあります。実際のエラー内容は以下のようなメッセージです。

vbnetCYou've saved $102 on API model usage this month with Pro. Switch to Auto for unlimited requests or set a Spend Limit to continue with Sonnet.

これは、「今月すでに$102分のAPI利用を節約しました。Autoに切り替えるとリクエスト無制限になります。あるいはSonnetの利用を続けるにはSpend Limitを設定してください」といった内容で、Proプランのユーザーにも表示される現象です。

発生要因の切り分け

このエラーは、主に下記の要因で発生します。

#要因詳細内容
1ProプランのAPI利用上限ProプランにもAPI利用の月次上限が設定されている
2Spend Limit未設定明示的にAPIの「Spend Limit(利用上限)」を指定していない
3「Auto」モード未使用モデル選択で「Auto」にせずSonnet 4を指定している
4料金体系・上限の仕様変更2025年から上限やアラート通知仕様が変更された

多くの場合、Proプランの「使い放題」はAutoモード利用時に限られ、個別モデル(例:Claude Sonnet 4)を明示指定するとAPI利用制限がかかる仕様になっています。

再現条件・実際のエラー事例

フォーラムにて報告されている代表的な再現状況をまとめます。

#再現手順例実際の症状・エラーコード
1Sonnet 4をモデル指定で利用上記エラーメッセージがポップアップ表示
2Spend Limitを設定していないAPIリクエストが失敗し、利用が強制停止
3Pro契約中に月間上限金額へ到達「Switch to Auto...」と案内が出て利用不能に

解決策:制限解除と運用対策

API利用制限に直面した場合、下記の解決策が有効です。

#対応策実施方法・ポイント
1モデル選択を「Auto」に変更モデル切替メニューから「Auto」を選択。これにより無制限利用が可能
2Spend Limitを設定Cursor設定画面から「Spend Limit」を任意金額で設定。上限を設けてSonnet利用を継続
3利用状況を公式で確認公式フォーラムや利用履歴で状況把握
4モデル指定の使い分け通常はAuto、特定用途だけSonnet 4を指定するなど使い分けで制限回避

設定手順(Spend Limitの設定例)

実際のSpend Limit設定手順は下記の通りです。

  1. Cursor画面右上のアイコンから「Settings」を開く
  2. 「API Usage」セクションで「Spend Limit」を入力(例:$200)
  3. 保存して再度Sonnet 4を利用

上記でエラー表示は消え、引き続きSonnet 4を使用できるようになります。

予防策と運用ベストプラクティス

このエラーを未然に防ぐには、以下のポイントに注意すると安心です。

#予防ポイント効果
1Autoモードをデフォルトに月次上限を気にせず開発・利用ができる
2Spend Limitの定期見直し利用状況に応じて上限を調整し、突然の停止を防止
3利用実績をこまめに確認上限到達前に余裕を持って設定変更が可能
4フォーラム情報の随時確認仕様変更や最新の対策がすぐ分かる

まとめ

Proプランを契約していても、Sonnet 4のような個別モデル指定ではAPI利用上限によりエラーが発生する場合があります。Autoモードへの切り替えSpend Limitの設定で、作業を止めずにスムーズな利用を続けることができます。

エラーが出た際は慌てず、設定画面やフォーラムで最新情報を確認してみてください。

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