よく使うGitコマンドの使い方まとめ（早見表）

2021年7月10日

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GitをCLIで操作することの方が多いためよく使うGitコマンドの使い方をまとめました。

GITコマンド

バージョン確認

Gitのバージョンを確認します。

zsh$ git --version

初期化

gitを初期化してプロジェクトを管理できるようにします。
プロジェクトルートで行います。

zsh$ git init

リモートからクローン

リモートリポジトリからデータを取得します。

zsh$ git clone [リポジトリ名]

インデックス（ステージング）へ追加

インデックス（ステージング）へ追加します。

ファイルを指定して追加

ファイルを指定して追加します。
[filename]は変更したファイル名へ置き換えてください。

zsh$ git add [filename]

全ての変更ファイルを追加

現在のディレクトリ配下の全てのファイルを対象として追加します。

zsh$ git add .

インデックスファイルをリポジトリ追加

インデックスファイルをリポジトリへ追加します。

zsh$ git commit

リポジトリへ追加（一行メッセージ）

一行メッセージを付与してリポジトリへ追加します。

zsh$ git commit -m "コミットのメッセージ"

インデックスされている直前のコミットを変更

インデックスされている直前のコミットを変更します。

zsh$ git commit --amend

addとcommit同時

addとcommit同時に実行します。

zsh$ git commit -am "[変更メッセージ]"

diffを見ながらコミット

diffを見ながらコミットします。

zsh$ git commit -av

ファイルを削除

ファイルを削除します。

zsh$ git rm

ファイルを移動

ファイルを移動します。

zsh$ git mv [変更前のファイル] [変更後のファイル名]

ログ操作

zsh$ git log

ログを一行で表示

ログを一行で表示します。

zsh$ git log --oneline

変更場所を表示

変更場所を表示します。

zsh$ git log -p

変更ファイルを表示

変更ファイルを表示します。

Szshhell$ git log --stat

現在の状態を表示

現在の変更の状態（変更、追加、削除、移動）を表示します。

zsh$ git status

変更を戻す

変更を戻します。

対象ファイルを指定して戻す

対象ファイルを指定して戻します。

zsh$ git checkout -- [failename]

全ての変更を戻す

全ての変更を戻します。

zsh$ git checkout .

ファイルの差分を確認

インデックス追加前

インデックス追加前の差分の確認をします。

zsh$ git diff

インデックス追加後

インデックス追加後の差分を確認します。

zsh$ git diff cached

リモートリポジトリを設定

リモートリポジトリを設定します。

zsh$ git remote add origin [リポジトリのディレクトリ]

リモートリポジトリを変更

リモートリポジトリを変更します。

zsh$ git remote set-url [リポジトリ名] [リポジトリurl]

リモートリポジトリを削除

リモートリポジトリを削除します。

bashgit remote rm [リポジトリ名]

リモートリポジトリへコミットを送信

リモートリポジトリへローカルリポジトリのコミット（変更）を送信します。

zsh$ git push origin master

リモートリポジトリの変更を取得

リモートリポジから変更を取得しローカルリポジトリと同期します。

zsh$ git pull origin master

コミットバージョンを戻す

直前のコミットのバージョンへ戻す

直前のコミットのバージョンへ戻します。
[HEAD]は直前

zsh$ git reset --hard HEAD

直前のコミットの一個前のバージョンへ戻す

直前のコミットの一個前のバージョンへ戻す
[^]キャレットは直前

zsh$ git reset --hard HEAD^の一個前

コミットIDを指定して戻す

コミットIDを指定して戻します。

zsh$ git reset --hard [id 最低7桁]

前回取り消されたHEADの一つだけ戻す

前回取り消された HEADの一つだけ戻します。

zsh$ git reset --hard ORIG_HEAD

branchを表示

branchを表示します。

zsh$ git branch

ブランチを作成

ブランチを作成します。

zsh$ git branch [ブランチ名]

ブランチを削除

ブランチを削除します。

zsh$ git branch -d [ブランチ名]

ブランチを作成して移動

zsh$ git checkout -b [ブランチ名]

すでに作成ずみのブランチへ移動

すでに作成ずみのブランチへ移動します。

zsh$ git checkout [ブランチ名]

マスターへ移動

マスターへ移動します。

zsh$ git checkout master

指定ブランチをマスターブランチへマージ

指定ブランチをマスターブランチへマージします。現在のブランチがマスターブランチの状態で実施します。

zsh$ git merge [ブランチ名]

コンフリクトを修正

コンフリクトを修正します。現在の状態を作成して修正が必要な状態のファイルを修正します。

状態を確認

zsh$ git status

On branch feature/branch
You have unmerged paths.
  (fix conflicts and run "git commit")
  (use "git merge --abort" to abort the merge)

Unmerged paths:
  (use "git add <file>..." to mark resolution)

	both modified:   index.html

no changes added to commit (use "git add" and/or "git commit -a")

Unmerged path に、コンフリクトが発生したファイルが列挙されています。

修正前の状態

HTML# index.html
vim [ファイル名]
<<<<< HEAD
test
======
test2
>>>>>>> [ブランチ名]

修正したい内容にするために不要な部分を全て削除します。

修正後の状態

HTML# index.html
test

修正をコミット

修正をコミットします。

zsh$ git commit -am "[コンフリクト修正]"

tag

直前のコミットへタグをつける

直前のコミットへタグをつけます。

zsh$ git tag "[タグの名前]"

タグを確認

タグを確認します。

zsh$ git tag

タグのコミットを表示

タグのコミットを表示します。

zsh$ git show [タグ名]

タグを修正

タグを修正します。

zsh$ git tag [変更後のタグの名前] [ID]

タグを削除

タグを削除します。

zsh$ git tag -d [タグ名]

Gitの設定

Gitの設定を確認

Gitの設定を確認します。

zsh$ git config -l

設定のヘルプを確認

設定のヘルプを確認します。
qで終了します。

zsh$ git config --help

作業者名を追加

作業者名を追加します。

zsh$ git config --global user.name "XXX.XXXXX"

作業者のメールアドレスを追加

作業者のメールアドレスを追加します。

zsh$ git config --global user.email

カラーUIを追加

zsh$ git config --global color.ui true // カラー設定

エイリアス（短縮名をつける）

例1 checkout を co でできるようにする

zsh$ git config --global alias.co checkout

例2 statusをstで出来るようにする

zsh$ git config --global alias.st status

エイリアスを確認

エイリアスを確認します。

zsh$ git config -l