健康で若々し人生を手に入れるために!『「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本』垣渕洋一
今回は垣渕洋一さん(東京アルコール医療総合センター・センター長 / 成増厚生病院副院長 / 医学博士という肩書きの方)が執筆された 「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本 を紹介させていただきます。
「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本 垣渕洋一
この本の概要
お酒の飲み方をイチから見直し、より健康で充実した人生を始めようとしている方へ向けた本になります。
お酒のない人生を選択
お酒とは何か
お酒が 「百薬の長」というのは嘘
「百薬の長」は王莽が酒税を取るために考えた言葉で
根拠がないただの言葉である。
お酒とは
お酒(アルコール)とは合法の薬物
法的に飲んで良いという許可があるだけでモルヒネなどの薬物の代わりがない。
むしろ依存度でいうとモルヒネより危険である。
健康障害で最大のリスク
WHOが「アルコールは健康障害で最大のリスク要因の一つ」と提言
WHOという世界の健康機関がアルコールは健康障害へのリスクであると提言しているため
事実としてアルコールは健康への害があるものである。
なぜお酒をやめるべきか
睡眠妨害リスク
- アセトアルデヒドが交感神経を刺激し睡眠を妨害
- アルコールは利用作用があり睡眠中にトイレで起きる
体重増加リスク
- 60gで430kcalあり夕食と合わせるとカロリーの過剰摂取になる
老化リスク
- アセトアルデヒドが体の中に炎症を起こす
- アルコール分解が老廃物処理の処理を邪魔する
重病リスク
- アセトアルデヒドが細胞のDNAを傷づける(癌になりやすくなる)
お酒を飲むことでさまざまなリスクがあるため
お酒はやめるべきである。
どうお酒をやめるか
宣言
- 周りにやめると宣言する
記録する(ノート、パソコン、アプリなんでも良い)
- いつから開始したかを残す
- 感覚をメモする
- 目覚めがいい
- 体調がいい
- 禁酒ではなく断酒(みんなに共有しながら行う)
宣言、記録することで継続して飲まない環境を作っていく。
手に取ったきっかけ
中田敦彦さんののYouTube大学の動画を見たことでした。
非常に内容がわかりやすくそして楽しいため最近よく見させていただいています。
【お酒をやめる①】酒は百薬の長ではない?アルコール依存の危険性とは?(Quitting Alcohol)
そしてその中で「アルコールは健康の最大リスク」ということを知り
なんでリスクなのか、楽しく飲むお酒もリスクなのかについてを詳しく知りたいと考え
この本を手に取りました。
読んでみて思ったこと
お酒やめようと思います。
大好きだったお酒との別れ
大好きなお酒
私はお酒が大好きでした。
なんで好きかというと働いて疲れた後に飲むビールにたまらなく美味しいのと
お酒を飲むことで気分がスカッとしてストレスがなくなるためです。
お酒を飲む頻度
言うと週によっては毎日夕方から飲んでいたり
土日は昼からお酒を飲むといったこともたまにやっていたりします。
お酒で得られる幸福感
特にお昼から飲めるというのが非日常的ですごく大好きです。
生きててよかった、超超超幸せといった幸福感に包まれます。
そんな大好きなお酒と別れることを考えると
すごく辛いものを感じます。
自分の身体のことを考えてみる
お酒の悪い副作用
お酒が大好きで頻度高く飲んでいる私も歳と共に身体の衰えを感じています。
体重が増えたり、寝ている時起きたり、疲れが取れなかったり
お酒を飲んでいることで発生しているだろうという悪い副作用を感じています。
改めて考える
そして本書で書かれていた病気へのリスクや老化の進行を考えると
やっぱりお酒をやめることをしっかり考える必要があると感じています。
お酒の怖さ
やめられない
お酒は依存するとやめることがどんどん大変になってきます。
お酒を飲まないようにしようとは思っていてもうっかり
自分の意思に反してお酒を飲んでしまっていることはないでしょうか。
そして身の回りにそのような方はいらっしゃならいでしょうか。
自分はまさにこの状態でした。
やめられないのは依存状態
お酒は怖いです。依存性は薬物と変わらないと言います。
自分の意思に反して飲んでしまっていることを考えると
私は依存状態かほぼ依存状態に限りなく近い状態です。
今日からのトライ
お酒を断ち切る
まず習慣化したお酒を断ち切るために
今日からお酒を立ちます。
戦いの始まり
ほぼ毎日飲んでいたせいか夕方になると
すごくすごく飲みたくなってきます。
まずこの一週間は仕事以外は寝るなどしてとにかく
お酒のことを考えない形で過ごしたいと思います。
そして周りに伝え協力体制の構築を始めます。
健康で若々しい自分を作る
ここを目的として頑張っていきます。
最後に
私はお酒をやめる決意をしましたが
本書では健康に害のない範囲でお酒と付き合っていく道もあることについても紹介されています。
大事なことは事実の理解と自身の判断です。
大事なこと
- お酒による影響の事実を理解する
- お酒との付き合い方は自身判断する
お酒によるリスクをしっかりと理解したいと言う方は一読をお勧めします。
少しでも健康で若々しいかたが増えることを切に願っております。