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【設定方法】VagrantとVirtualBoxでUbuntu20.04の仮想環境をサクッと構築する手順

【設定方法】VagrantとVirtualBoxでUbuntu20.04の仮想環境をサクッと構築する手順
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VagrantとVirtualBoxでUbuntu 20.04の仮想環境をサクッと構築する手順をメモしました。

Ubuntu(ウブントゥ)

Ubuntuとは?

Ubuntu とは、Ubuntuコミュニティにより開発されているオペレーティングシステムです。
ラップトップ、デスクトップ、サーバーに利用することができます。

Ubuntuの言葉の意味

Ubuntuという言葉は南アフリカのズールー語で「他者への思いやり」を意味の言葉になります。 実際にGUIユーザーフレンドリーであり初心者に優しいと言われることが多くあります。

Ubuntuサーバーの特徴

今回構築するのはUbuntuサーバーの特徴について紹介します。

  • 堅牢なサーバーとして定評のあるDebianをベース
  • 定期的なアップグレードが提供されている

VagrantとVirtualBox

VagrantとVirtualBoxについて

VagrantとVirtualboxの構成

環境を構築するにあたり先にVagrantとVirtualBoxのインストールが必要になります。
インストール手順については下記の記事を参照ください。

Vagrantのインストール手順

VirtualBoxのインストール手順

Vagrantコマンドの使い方とオプションの紹介

環境

  • Mac OS Big SUR 11.3.1
  • Vagrant 2.2.16
  • VirtualBox 6.1.22 r144080

ファイル操作で利用するUnixコマンドについて

基本的なディレクトリ作成やファイル操作はUnixコマンドを利用します。
Unixコマンドについて詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

Vagrant で ubuntu 環境構築

ディレクトリを作成

ユーザー直下 /home/user/ のディレクトリ、もしくは任意のプロジェクトのルートディレクトリ内に移動します。

terminal$ cd ~/
or 
$ cd ~/project/

そこでmkdirコマンドを叩きubuntuディレクトリを作成して移動します。
ubuntuは任意のディレクトリ名へ変更いただいて構いません。

terminal$ mkdir ubuntu && cd ubuntu

vagrant 初期化

vagrant initコマンドを実行してVMを初期化します。

terminal$ vagrant init

boxの設定を を hashicorp/bionic64 へ変更

Vagrantfile の 15 行目あたりにある box の設定 config.vm.boxbaseからhashicorp/bionic64へ変更します。

Vagrantfileconfig.vm.box = "hashicorp/bionic64"

VM を起動する IP の設定を追加

Vagrantfile の 35 行目あたりにある network 設定 config.vm.network のコメントアウトを解除します。
また必要に応じて192.168.33.10となっている IP を変更してください。

Vagrantfileconfig.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"

VM を起動

vagrant upで vm を起動します。

arduino$ vagrant up
Bringing machine 'default' up with 'virtualbox' provider...
==> default: Box 'hashicorp/bionic64' could not be found. Attempting to find and install...
// 中略
   https://ubuntu.com/blog/microk8s-memory-optimisation

232 packages can be updated.
176 updates are security updates.

特にエラーなく起動することができました。 起動が完了したら構築は完了です。

ubuntuのバージョンを確認する

VMへログインし構築したubuntuの確認を実施します。

構築したubuntuのVMへログイン

vagrant sshコマンドでVMへログインします。

terminal|ホストOS$ vagrant ssh

## os-releaseファイルを確認しubuntuのバージョンを確認 catコマンドで/etc/os-releaseファイルを確認しubuntuのバージョンを確認します。

terminal|ゲストOS~$ cat /etc/os-release
NAME="Ubuntu"
VERSION="20.04.2 LTS (Focal Fossa)"
ID=ubuntu
ID_LIKE=debian
PRETTY_NAME="Ubuntu 20.04.2 LTS"
VERSION_ID="20.04"
HOME_URL="https://www.ubuntu.com/"
SUPPORT_URL="https://help.ubuntu.com/"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.launchpad.net/ubuntu/"
PRIVACY_POLICY_URL="https://www.ubuntu.com/legal/terms-and-policies/privacy-policy"
VERSION_CODENAME=focal
UBUNTU_CODENAME=focal```

Ubuntu 20.04.2がインストールされていることを確認できました。

# ubuntuのパッケージアップデート

各設定を行う前に一度ubuntuのパッケージ、モジュールのアップデートを実施します。  

## aptコマンドでアップデート
UbuntuはDebianをベースのOSのため`apt`コマンドでアップデートを実施します。
```terminal|ゲストOS
vagrant@vagrant:~$ sudo apt update && sudo apt upgrade -y
Hit:1 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic InRelease                                  
Hit:2 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-updates InRelease                          
Hit:3 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-backports InRelease                                  
Hit:4 http://security.ubuntu.com/ubuntu bionic-security InRelease          
Reading package lists... Done
Building dependency tree       
// 中略
Found linux image: /boot/vmlinuz-4.15.0-55-generic
done

初回のアップデートは少々時間がかかると思います。
以上でubuntuのパッケージ、モジュールのアップデートは完了です。

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