git commit実行時にエディターを開く際の開けないエラー(error: unable to start editor)になった時の対処
この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。
git commit実行時にエディターを開く際の開けないエラー(error: unable to start editor)になった時の対処についてメモしました。
経緯
gitでコミット時間の変更を実施しようとした際に エディタが立ち上がらずエラーになってしまったため対処方を調査しました。
環境
- Mac OS Big SUR 11.3.1
- git 2.31.1
再現手順
コミットコマンドの実行
下記コミットコマンドを実行するとエラーが発生します。
zsh$ git commit --amend --date="Mon Jul 13 18:00:00 2021 +0900"
hint: Waiting for your editor to close the file... fatal: cannot run /usr/local/bin/apm: No such file or directory
error: unable to start editor '/usr/local/bin/apm'
Please supply the message using either -m or -F option.
Gitの設定を修正して解決
Gitの設定へcore.editor
を設定することで解決します。
.gitconfigの確認
.gitconfigを表示しGitの設定を確認します。
zsh$ cat ~/.gitconfig
[user]
email = XXXX.XXXX@gmail.com
name = XXXX.XXXX
設定の追加
core.editor
のオプションを付与ししてエディタの設定を追加します。
Vimへ変更
Vimへ変更する場合は下記のようにvimを追加します。
zsh$ git config --global core.editor vim
VSCodeへ変更
VSCodeへ変更する場合は下記のように"code --wait"を追加します。
zshgit config --global core.editor "code --wait"
その他
その他の場合も下記のようにエディタの箇所を置き換えて設定の変更を実施します。
zshgit config --global core.editor "エディタ"
設定の確認
再度.gitconfigを表示しGitの設定を確認します。
zsh$ cat ~/.gitconfig
[user]
email = XXXX.XXXX@gmail.com
name = XXXX.XXXX
[core]
editor = vim
以上で完了です。
記事Article
もっと見る- article
Dockerの利用していないゴミを掃除しディスクスペースを解放するいくつかのやり方を紹介
- article
Next.js のバンドルサイズを可視化する@next/bundle-analyzer の紹介
- article
VSCodeでTypescriptファイルのimport補完で相対パスではなくエイリアスするための設定
- article
UUIDより短いユニークなIDを生成できるnpmライブラリnanoidの使い方
- article
【解決方法】TypeScript発生したTS2564 エラーの対処
- article
express で IP を取得する際などに利用する req.connection 非推奨(deprecated)の対処